の PVBフィルム 従来の普通合わせガラス、平面強化・熱強化合わせガラス、曲面強化・曲面熱強化合わせガラス、熱曲げ合わせガラスに適しています。

平板強化合わせガラスや熱強化合わせガラスの場合は、PVB フィルムを選択する際に次の点に注意してください。

強化または熱強化されたサンドイッチ製品の場合、強化プロセス中に避けられないガラスの波打ちや湾曲変形により、この変形によって生じるガラス間の隙間は PVB フィルムで埋められます。

保証期間中にガラスのエッジの剥がれや気泡がないことを確認し、ガラスの安全性能を確保し、潜在的な安全上の問題や将来の損失を回避するには、PVB フィルムの選択を厳密にする必要があります。

平板強化・熱強化合わせガラスの場合、2枚のガラスの厚みの差が3mmを超える場合、無理な力がかかる構造となるためお勧めできません。どうしても使用したい場合は、規定に基づきPVBの厚みを0.38mm増やす必要があります。

一体型の強化ガラスや熱強化合わせガラスの場合、熱爆発の不安定要因や不当な応力構造のため、この種の構造の使用はお勧めできません。どうしても使用する場合は、対応する規制に基づいて PVB の厚さを 0.38 mm 増やす必要がありますが、非強化ガラスや熱強化ガラスの破損の原因にはなりません。

異形強化・熱強化合わせガラスの場合、異形ガラスのエッジによる変形が大きいため、該当法規に基づきPVBの厚みを0.38mm厚くする必要があります。

平板強化・高熱合わせガラスの場合、ガラスの高辺と広辺が800mmより大きく、その比率が1に近い場合、このガラスを強化・高熱強化する際にガラスの波形を制御することが困難になります。サイズが大きく変形が大きい場合、PVB 対応する規定に基づいて厚さを0.38mm増加する必要があります。

基板ガラスの厚さは、合わせガラス基板の厚いシートの厚さに基づいて選択されます。